コラム

勤務形態から考える看護師の求人

勤務形態から考える看護師の求人

働き方は大きく分別すると、日勤のみと交代勤務の2種類があります。

また、交代勤務も2交代制と3交代制の2種類に分けられます。

医労連によると、看護師全体のうち交代勤務で働く人は全体の約66%となっていまして、2交代で働く看護師は21%であり、3交代で働く人は45%となっています。

これらから、交代勤務で働く人の中でも特に3交代勤務が多いこと、さらに2交代で働く人は3交代で働く人と比べておよそ半分しかいないことがわかります。

3交代と比べると、2交代は交代の回数が少ないため、夜勤の勤務時間が長くなります。

また、2交代よりも3交代のほうが勤務する時間帯が変則的であるという特徴があります。

さらに、夜勤の回数は病院によって異なるためシフトについては上司の方と相談して決めていく必要があります。

身体的負担は、3交代と2交代どちらであったとしても一定の負荷はかかります。

しかしながら、年収を見てみますと日勤のみの看護師よりも夜勤のある人のほうが30万円ほど高くなるというデータがあります(病院看護実態調査より)。

以上から、看護師の仕事はきついイメージがありますが、他にも勤務形態があり求人を募集している病院は多数あります。

例えば、多くの看護師は女性なので結婚や妊娠・出産といったライフイベントがあると、どうしても仕事を長時間できなくなってしまうことがあります。

そこで、時短の勤務形態で求人を探すというのも一つの手となります。

また、常勤でなく非常勤で働くことも可能です。

非常勤の大きな特徴として、決まった時間で働くということが挙げられます。

常勤と非常勤では、収入面や勤務時間に違いはありますが、業務内容に関してはほとんど同じレベルの水準を求められます。

そのため、上記で挙げたライフイベントなどで一時期職場を離れ、仕事にブランクがある場合でも非常勤からスタートすることで体への負担を軽減しながら徐々に業務に慣れていくことができます。

子育てが落ち着いてきて仕事に費やせる時間が増えたり、子供の成長とともに収入を増やしたいと考える場合など、様々な変化があるはずです。

そのほかにも非常勤勤務では、自分の都合に合わせて休日を取ったり、勤務時間を選んだりすることが可能です。

そして、仕事に慣れてきだしたら非常勤から常勤に勤務形態を変更することも可能なので、柔軟に仕事をしていくことができます。

そのために、要望は事前の面談ではっきりと伝えておくことが必要です。

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