幼稚園から始まった勉強が小学校や中学校へと続きさらに高校まで至るわけですが、この段階にくると、高校生は就職をするか大学へ進学するかということの選択を行わなければならなくなります。
大学に進学するのであれば、いわゆる受験勉強をする訳です。
これまで勉強したことをちゃんとテストなどで発揮できるようにする必要があります。
それに対して、就職をする高校生は別の事を行う必要がある訳です。
就活と呼ばれるものがそれです。
就活では、大学受験と違って成績というものもありますが、むしろ人間性というのは大きなものとなってきます。
そのために、高校の生活の様子などもその評価ポイントとなってくる訳です。
就活をするために必要な書類というものには、成績証明や内申書や志望理由書などがあります。
これらについては、前の2つについては、学校で準備してもらうことになりますが、志望理由書については自分で書かなければなりません。
企業などによっては、あらかじめ仕様などが決まっている場合がありますから、それについてきちんと調べておく必要があります。
この時にきちんと企業側の指示に従った書類のとりまとめをするということが大切です。
これはある意味で、企業が指示したことをちゃんとできるかということを試しているという風に見られるからです。
学校に用意してもらう書類としては内申書や成績証明などがある訳ですが、その中には受講態度などの内容のことも書かれています。
したがって、これは客観的な事実として企業側に伝えられる訳です。
その際に問題となるのが、授業などへの出席日数です。
受講態度などは内申書に書かれていますが、企業者からすると受講態度というのはある意味で重要になってきます。
就職の際には、真面目に仕事を続けられるかというのは非常に大きな問題となります。
長く企業に働いてくれるかということがその基本となるからです。欠席率が高い学生については企業側も要注意という風に思う訳です。
授業への出席率というのは、決められたことをきちんと守れるかということの一つの指標ですから、重要なものになります。
このように修習就活の際には、これまでのテストで点数を取るとか言うこととは別の項目のチェックが行われることになります。
したがって欠席率などという事が、ある意味で注意しなければいけないことになるわけです。
要は、真面目にきちんと指示されたことができる人なのかどうかということを表すというものについては、きちんとしておく必要があるというわけです。
企業側は、就職をしたけれどもすぐに辞めてしまったり、真面目に作業をやらないのではないかという風に考えるからです。
そもそも欠席届ってどんなもの?
高校生の就活における欠席届とは、学校ごとに決められたものが存在しており、就活などで授業に出られない場合に提出を行う為のものです。
具体的には就活だけでなく、インターンシップや教育実習、そして冠婚葬祭の際にも提出するのが一般的です。
大切なのは、欠席届を出したからといって出席扱いになるとは限らず、担当教員の判断で単位認定に影響するかどうかが決まることです。
つまり、欠席届を受け取った担当教員が認めれば安心ですが、逆に認めなければ欠席としてカウントされてしまうわけです。
ちなみに届け出る内容は所属する学部や学科、学籍番号に氏名と、欠席する授業の日時や授業名、担当教員などです。
就活の場合はその日時や社名、会場に説明会やセミナー、会社見学といった内容も記入します。
企業担当者の署名や確認印が必要になることもあるので、内容を確認して忘れないように項目を埋めることが大切です。
企業に必要な項目の記入を忘れてしまうと欠席届が認められず、無断欠席とみなされてしまいかねないので要注意です。
欠席届を提出する目的は、理由あって授業に出席できない旨を担当教員に伝えることです。
その為、授業日に就活をする場合は必ず提出する必要があります。
欠席メールを送る場合
欠席届は紙の書類で提出するのが普通ですが、取り急ぎメールで欠席を伝えたい時もあります。
欠席メールも送り先は担当教員が基本となりますが、送り先のアドレスが分からない場合は学生窓口でもOKだったりします。
欠席届を提出したものの、確実に伝える為に念の為欠席メールを送りたいなら、ポイントを確認してメールを作成することをおすすめします。
欠席メールは件名に授業を欠席する旨のメッセージを設定して、本文には担当教員の宛名と挨拶、そして簡単な自己紹介の順に記入していきます。
挨拶はお世話になっておりますで十分ですし、自己紹介は所属学部や学科に学年と氏名など、簡潔にまとめるべきです。
肝心の内容も同様に、伝えたいことだけを文章にするのが正解となります。
いつどの授業に就活を理由に出席できず欠席したいこと、提出物があるなら伺っても良いかなどメッセージを加えます。
質問もあればこの段階で書き加え、後はよろしくお願いしますなどのフレーズで仕上げます。
署名がないのは学生でも社会人でも失礼ですから、最後に学部や学年に学籍番号、名前や電話番号にメールアドレスを添えて送信です。
メールを送るタイミングは早い方が良いですし、仲の良い先生が相手でも、マナーを守って失礼のないようにメールを作成することが大事です。