コラム

新卒がハローワークを使うメリット・デメリット

新卒がハローワークを使うメリット・デメリット

企業側から学生に向けて働きかけるダイレクトリクルーティングや募集要項を自社のホームページに随時掲載して学生を募る自社採用、インターンシップやアルバイトの延長や紹介やコネなどの特別枠、求人誌や就職サイトや就職エージェントなどの有料サービス、SNSで学生向けに通知するソーシャルリクルーティングやバナー広告の掲載など新卒採用の方法には様々なものがありますが、ハローワークもその代表的なものの一つです。

老若男女問わず多くの求職者が利用するサービスで、就活中に足繁くハローワークに通う学生はたくさんいます。

新卒者がハローワークを利用して就活をするメリットについてですが、各自治体に設けられている公的機関であるためそのエリアに本社や支社や営業所や出張所を構えている企業の求人が多くその土地で働きたいと考えている学生に最適、全国的な求人サイトには掲載されないような地域密着型の中小企業や小規模企業のマニアックな求人もあり掘り出し物が見つかる確率が高く就活の可能性が広がる、幅広い知識と豊富な経験を持つジョブサポーターが常駐していてマンツーマンで学生に寄り添い就活を強力にサポートしてくれる、新卒者応援に力を入れており窓口で丁寧に対応してくれるので学校の就職課や家族や友達には相談しにくい就活の悩みを気軽に相談することが出来るなどがあります。

インターネット上でのサービスとは異なり、窓口で専門家が直接向き合ってくれるというのがハローワークを利用することの最大の魅力です。

安心感が得られます。

新卒がハローワークを利用することのデメリットについてですが、公的機関なので17~18時くらいに閉まりエリアによっては混雑がひどくて長く待たされることも多く大事で貴重な就活の時間を無駄にしてしまう可能性がある、無料で求人を掲載することが出来るサービスなのでブラック企業の求人や空求人が紛れ込んでいることもあり本質を見極める目を養わなければならない、画像や絵や図などが一切含まれていない白黒の求人票が並んでいる状態なので情報量が少なくてイメージしにくいなどがあります。

空求人が多く紛れているというのが厄介なポイントです。

新卒採用をする気も無いのに求人掲載をする理由としては、企業の宣伝目的や面接実績を得るためや面接練習をするためなどがあります。

掲載されている概要を鵜呑みにせず、ホームページやポータルサイトやSNSなどの情報と照らし合わせながら面接や採用試験を受けるかどうかを判断すべきです。