コラム

新卒が内定する時期のパターン

新卒が内定する時期のパターン

高校生から大学生、専門学校で学んでいる学生は、最終年になると就職活動を行う時期になるので、前もって自分が活躍をしたい業界や職種を決めておき、求人票を見ながら応募していくことが一連の流れです。

大学生を事例にすると4年生の春以降になると、全国各地の企業から募集が行われています。

新卒者の場合は、転職者とは異なり学校による違いはありますが、自身が通う学校に届く求人票からピックアップする方法や、終活セミナーを通して直接に企業担当者の説明を聞き、働いてみたいと感じた企業があれば、直ぐに履歴書を送付することが求められてます。

新卒者の就職活動においては1社や2社だけではなく、出来るだけの安全対策を行う意味でも沢山の企業に履歴書を送ることが一般的に行われています。

企業側では大規模なセミナー会場だけではなく、自社にて会社説明会を実施していることも目立つので、その情報を素早くキャッチすることは欠かせません。

書類選考が行われた後には、対象者には面接の案内が届くことになります。

面接は大学生の場合は4月以降に行われることが多く、早々と締め切りを行う企業があれば、秋頃まで面接を行う企業も実在しています。

内定をもらうためには書類選考と面接を突破しなければならないことなので、面接で質問されることが多い内容も情報として取り入れておき、自宅で回答内容を決めておくことや発声練習も済ませておくと面接では有利になる可能性は高まります。

面接も突破した方は、企業側から内々定を受けることも目立ちます。

内々定はほぼ採用と考えることができますが、完全に正式な内定を受ける時期は10月の1日以降になることが一般的です。

複数の企業へと応募をしている場合では、複数社から内々定を受け取る方も少なくはありません。

就職先は当然ながら1社に絞り込みをすることが必要なので、もしも内々定が集まった際には、10月1日が来る前の出来るだけ早い段階で辞退をすることで企業側に迷惑を掛けてしまうこともなくなります。

内々定は6月以降、内定は10月以降が殆どのパターンなので、この時期を逃してしまった方は、年内に新たに会社探しを行い、求人募集を継続している企業に応募していくことが最善策です。

時期のパターンはあくまで基本的な流れになるので、実際には募集をしても人が集まらない企業は意外と多く存在しています。

それ故に時期を通り過ぎてしまい不安感に襲われいる方でも再チャレンジは十分に可能です。

実際に年明け以降に内定を受けられた方も多いので、本来のパターンのタイミングを失っても焦らずに就職活動は継続できます。