保育士の仕事は体力勝負だとよく言われているものです。
実際に求人にも元気な人と書かれていることもあります。
業務も大変で残業も多く、そう言われても仕方がないことでしょう。
しかし保育士の多くは女性であり、体力に自信を持っている人はそうそういないものです。
体力がなくても保育士ができるのかどうか、また向上させるためにはどうすればよいのかを、しっかりと把握することは重要です。
一般的な保育園では、朝の7時から夜の7時ぐらいまでの12時間の間に子供を預かることになるので、保育士はシフト制が採用されているのが一般的です。
7時から16時の早番や9時から18時の中番、10時以降の遅番で、休憩が1時間で8時間の勤務が通常です。
1日の流れは子供の体調を観察し、子供たちを見守りながら生活をサポートし、一緒に遊んだり学んだりしていきます。
子供たちには昼寝の時間がありますが、この時間には保護者への連絡ノートを記入するなど、記録作業も多く見られます。
お迎えが終わった後も、保育指導の計画を行ったり行事の準備など、その仕事は多岐にわたります。
子供の世話をすることはもちろんですが、一人一人の状態を把握して、また保護者とも円滑にコミュニケーションをとる必要があります。
このようなことから体力や効率よく仕事をこなせる力が求められるということです。
自信がなくてそれを改善したいというのであれば、まず最初に睡眠時間の確保をしましょう。
どんな業務においても重要なことですが、睡眠時間をしっかりとることは重要です。
睡眠不足が原因となり、子供を預かっている間にけがをさせてしまう可能性も考えられます。
仕事中に眠いと思ったその気の緩みが、取り返しのつかないことになる可能性もあるのです。
そして感染症の対策は十分に行いましょう。
子供が保有している菌やウイルスは、大人にもうつる可能性が考えられます。
そのため十分に感染対策を行わなければなりません。
例えば保育室に加湿器を設置したり、マスクを着用する、インフルエンザの予防接種を受けるなど、できる対策は入念に行う必要があります。
そして日々の食事に関してもしっかりと気を使わなければなりません。
残業が多い保育士の場合には、なかなか自炊ができないという人もいるかもしれませんが、栄養バランスを考えることは重要です。
栄養バランスをしっかり考えることによって、体力の低下を抑えたり、感染症に対する免疫力を高めることにもつながります。